【デュエプレ】ボルフェウスヘヴンのデッキを改良する+その他

2023/02/16  改良4の部分を更新 

 長くなったのでまとめようと思ったが、面倒なのでこのままにしておく。別記事に書くかもしれない。

 諦めたくなかった(´・ω・`)

振るわない

 2/1にAllDivisionでゴールドランクまで上がった。ここからは負けると星が減るシステムなので、今はランクマに行ってない。使ったデッキは👇

↑真似してはいけない 

 低コストのカードを多めに入れて使いやすくしたつもりだった。けれど結果は散々だった。シルバーランクは負けても星が減らないから、勝率が低くても回数を重ねればゴールドランクに行ける。戦績は一応取ってたけど消した。たしか61戦27勝34敗だった気がする。

 振るわなかった理由は単純で、今の環境でコッコルピアを出してドラゴンのコストを下げて・・・といった動きはドンドン吸い込むナウやリュウセイホールからの勝利ガイアールで咎められることが多い。こちらは思うように進められず、出しても即座に除去される。一方相手は除去しながらマナを伸ばして大型クリーチャーに繋げていけばいいので楽な試合運びができる。

 あと、採用しているカードが弱い。火、自然、光の組み合わせでも汎用性があって強いカードはいくらかあるのにそれを入れてない。環境外のデッキだからこそ、パワーカードを入れて食らいつけるようにしないといけない。

 ランクマッチで振るわないだけならまだいい。問題はメインストーリーのデッキにさえ負けることがあった。特に速攻デッキに対しては何もできずに負けることが多かった。

 ランクマッチに潜るなら大人しく環境デッキを使ったほうがいいと思った一方、ボルフェウスヘヴンのデッキを作るのを何となく諦めたくなかった。なので作り直すことにした。

改良1

 2/1から今まで色々な形を試してみた。ヘブンズゲートを入れたり、デストラーデで連鎖する型にしたり、ロマネスクを入れて一気にブーストさせたり・・・とやったけどどれもしっくりこなかった。

 一旦ボルフェウスヘヴンのデッキ作りを辞めて神羅ドラグムーンのデッキを作っていたときのこと。

 この完成図を見て、ボルフェウスヘヴンも同じように作れそうな気がした。

 というわけで作ったのが👇

 ガガカリーナや超次元呪文も入れたいけど、枠が無い。ボルシャリオは2枚だけ入れた。4枚は過剰だし、何より多色カードが多くなるからマナが詰まる。

 デッキ構築は👇の記事を参考にした。

note.com

 この記事で言うと

 切り札:ボルフェウスヘヴン

 ドロー:進化設計図、リケ

 ブースト:青銅、ウルコス

 Sトリガー:スーパー炎獄スクラッパー、大地

 になる。

 ランクマッチで試してないので強いかどうかは分からない。

 シデンギャラクシーも同じように作れそうな気がする。あっちは呪文を踏み倒せない分、枠に少し余裕ができる。

改良2

 改良1のデッキとの違いは母なる大地とボルシャリオ、イダがソルハバキ、ガガカリーナ、口寄に変わったこと。

 母なる大地は進化クリーチャーを出せない。なので2コストでマナと手札を入れ替えられるソルハバキにした。また、ドローソースとして口寄を入れた。エクスから起き上がったマナで出したり、ソルハバキで回収した後に出せば4枚ドローできる。

 ガガカリーナは5マナのときに出すのではなく、ボルフェウスと合わせて11マナで出す。そうすれば進化元を除去されて出せないといったことは起きない。

 相手に干渉できるSトリガーが4枚しかないので、もう少し増やしたい。

 ドラグムーンのデッキも改良した。大地とスパークを2枚減らしてソルハバキと口寄せを入れた。

寄り道(ドラグムーン)

 ドラグムーンのデッキを考え直す。

 1.ドラグムーンに繋がる進化クリーチャーは?

  →リケ

 2.リケに繋がるクリーチャーは?

  →青銅、ウルコス

 これで16枚。ブーストと切り札が入った。あとはドローとSトリガーを入れる。

 3.ドローソースとSトリガーは何を採用する?

 →ドラグムーンは究極進化クリーチャーなので進化クリーチャーを多めに採用する必要がある。よってドローソースは進化設計図を入れる。Sトリガーは対速攻用にスーパー炎獄スクラッパーは入れるとして、色的にDNAスパークかナチュラルトラップが入る。とりあえずDNAスパークで。

 あと12枚。

 4.残りの枠に強いカードを入れるわけだが、何を入れる?

 →進化設計図を入れてるのに進化クリーチャーが8枚しか入ってない。進化クリーチャーはもっと増やす。バトルゾーンに進化元を必要としない進化クリーチャーが欲しい。

 →自然のカードが12枚、火のカードが8枚しかない。そこを埋められる強いカードを入れる。

 マナ進化クリーチャーのダイヤモンドクラック、火と自然の多色であるボルバルザークエクスが入ってあと4枚。

 5.あと4枚に何を入れる?何か足りない要素は?

 →進化クリーチャーがもう少し欲しい。ドロソも欲しい。マナに落ちたカードを回収できるカードも欲しい。

 マナ進化クリーチャーのイダと手札とマナ交換ができるソルハバキを1枚ずつ、ドローソースの口寄を2枚入れて完成。

 リュウイカイザーやフォーエバープリンセスも入れたいけど枠が無い。

疑問:口寄やソルハバキを入れるより、イダを増やして進化設計図で大量ドローを見込むほうが良いのでは?

 こっちのほうが分かりやすい。イダを増やしたことでドラグムーンの進化元の枚数も増えたし、10マナ溜めてエクス+イダ×2のようなフィニッシュプランも出来た。 

 このデッキの内訳

 切り札(4枚):ドラグムーン

 ドロー(8枚):進化設計図、リケ

 初動ブースト(8枚):青銅、ウルコス

 Sトリガー(8枚):スパーク、スクラッパー

 それ以外(12枚):クラック、イダ、エクス

・このデッキ調整で分かったこと

 デッキはシンプルにまとめる。といっても最初からシンプルにまとめようとしない。変なカードが入っても構わない。後で修正すればいい。

 進化設計図を入れるなら進化クリーチャーは12~16枚ほど欲しい。

寄り道2(シデンギャラクシー)

シデンギャラクシーのデッキを改良する。

1.どうやって出す?

 10マナまで貯めて、ガガカリーナ→シュヴァル呼び出しからのシデンに進化

2.10マナまで貯めるには?

 フェアリーライフ→カラフルダンス→再誕の聖地

 →手札が少ない。

 スーパー大番長「四つ牙」(以下大番長)でマナブースト+2点殴り

 →こっちのほうが良さげなのでこっちで

3.大番長を出す前のターンはどう動く?

 →ミランダで魂の大番長「四つ牙」を出してビーストフォークを2体揃える

4.ミランダを出す前のターンは?

 →青銅、ウルコスでブースト

 ここまでをまとめるとこうなる。残り16枚。ドローソースとSトリガーを入れる。

5.ドローソースとSトリガーは何を入れる?

 進化設計図を入れる。トリガーは火と光のカードを入れたい。

 残り4枚。とりあえずボルバルザークエクスを入れて一人回し。

 ・このデッキの問題点

 ドローソースが進化設計図4枚しかなく、そこから拾える進化クリーチャーが8枚しかない。ミランダ→大番長からガガカリーナ→シデンは手札の消費が激しい。それをやるならシデンじゃなくてサファイアでいい。

 というわけで、ドラグムーンの基盤を借りることにした。

 あと4枚。

 6.残り4枚は何を入れる?

 シデンは進化Vなので、1枚で進化元を揃えられるガガカリーナは欲しい。ドロソの口寄も欲しい。

 ガガカリーナと口寄を2枚ずつ入れていたが、マナ落ちが気になったのでDNAスパークを1枚減らしてソルハバキを入れた。これで完成。

疑問:1枚で2体展開できるガガカリーナはもっと増やすべき。あとリケはシデンの進化元になるが、クラックは進化元にならない。であればクラックは外し、サーチカードは進化設計図ではなく未来設計図のほうがいいのでは?

 未来設計図は使ってみると結構良いカードだった。青銅、ウルコスが引けてないならそれらを探し、引けてるならリケやガガカリーナを探しにいく。クラックの枠はソルハバキと口寄にした。光のカードが多くなったので、DNAスパークはナチュラルトラップに替えた。

疑問2:シデンの進化元で非進化クリーチャーがガガカリーナしかいないため、進化元を増やす。リソースを確保でき、シデンの進化元になるカードは無いか?

 キャントリップ持ちでシデンの進化元になるピカリエを入れた。

疑問3:未来設計図は使いやすいが、1枚しか手に入らないのが悩み。やはり進化設計図を入れて大量ドローを見込める構築にしたい。十分にマナが貯まった後でも打点になるカードは無いか?

 ピカリエをダイヤモンドクラックに、未来設計図を進化設計図にした。枠の関係上、進化クリーチャーはこれ以上増やせないが仕方ない。

 このデッキの内訳

 切り札(4枚):シデン

 ドロー(8枚):進化設計図、リケ

 初動ブースト(8枚):青銅、ウルコス

 Sトリガー(8枚):トラップ、スクラッパー

 それ以外(12枚):クラック、ガガカリーナ、エクス

 ・このデッキ調整で分かったこと

 使ってないカードは評価を下さない。使ってみると思わぬ発見がある。

 最初から完璧なデッキは作れない。つまり変なカードが入る。何度も見直してデッキを洗練させていく。一度外したカードをもう一度入れても構わない。

改良3

 1.ボルフェウスヘヴンをどうやって出す?

 3コスブースト→ガガカリーナ+シュヴァル→ボルフェウス

 →ドンドン吸い込むナウやリュウセイホールで除去される可能性が高い

 11マナまで貯めてガガカリーナ+シュヴァル→ボルフェウス

 →こっちのほうが良いけどウェディングやサファイアのほうが楽そう

 とりあえずドラグムーンの基盤を借りる。

 残り4枚。

 2.残りは何を入れる?

 →進化Vクリーチャーなのでガガカリーナは入れたい。ボルフェウスヘヴンから踏み倒す呪文も必要。口寄やソルハバキも出来れば欲しい

 進化設計図を入れてるので進化クリーチャーは減らせない。3コスブーストも減らせない。スパーク、スクラッパーは減らせる。エクスは減らしたくない。

 そもそもボルフェウスヘヴンはドラグムーンと違うから、進化クリーチャーを多めに入れた構築は違和感がある。考えがまとまらないので一旦中止。

ドラグムーンのデッキから学ぶ

↑超次元はブラフ

 構築の手順と考え

 ①ドラグムーンを出すには進化クリーチャーを用意する必要がある

  →ドラグムーンへ繋がるリケ、マナ進化クリーチャーのクラックとイダ

 ②リケ、クラック、イダの進化元を用意する

  →青銅、ウルコス、エクス。いずれも自然のクリーチャー

 ③デッキに合うドローソースを用意する

  →進化設計図。あとはリケがキャントリップ持ち

 ④受け札を入れる

  →スパークとスクラッパー

 進め方

 ①3コスブーストを出す

 ②リケに進化して1ドロー1ブースト

 ③リケをドラグムーンに究極進化、殴る。エクスがあるならそっちを先に出す

 →単純で分かりやすい

 このデッキから受け札とエクスを外すと👇になる。

 進化クリーチャーを多めに入れるから進化設計図は自然と入る。ブーストカードが2コストではなく3コストなのは、リケに繋がる、クラック、イダの進化元にもできるから。

 マナ進化クリーチャーのおかげで、マナ落ちしたカードも進化元にできる。それだけでなく、マナを十分に伸ばした後も打点を一気に増やせるので、ムダが無い。

 ・ここから言えること

 ①切り札に書かれた能力をよく見よう

 ②切り札を活かすため、まずは優先度の高いカードを入れよう

 例:ドラグムーンは進化クリーチャーから進化できるので、進化クリーチャーを用意するところから始めなければならない

 例2:シデンギャラクシーはエンジェルコマンドかドラゴン2体が必要な進化Vクリーチャー。ガガカリーナのような1枚で2体展開できるようなカードは優先度が高い

 ③切り札が進化クリーチャーの場合、中継地点、つまり進化元にあたるカードを早く出せる手段が無いか考えてみよう

 例:聖霊王リケはドラグムーンの中継地点になる。リケは自然か水のクリーチャーから進化できる。コスト3のマナブーストクリーチャーがリケと噛み合う。じゃあそれを入れよう

改良4

 👆から学んだことを活かす。

 ボルフェウスヘヴンの能力を見る

 ・進化Vクリーチャー、条件はエンジェルコマンドかドラゴン2体

 ・出たときに光か火の呪文を1枚踏み倒せる。唱えなくても1ドローできる

 このカードを活かすための優先度の高いカードは何か?

 →1枚で進化元を2体揃えられるカード。ガガカリーナは必須。ヘブンズゲートもいいが、環境デッキの一つであるルドルフ天門の劣化になる可能性が高い

 →ボルフェウスは呪文を唱えなくても1ドローできる。そのため、ボルシャリオは必須ではない。踏み倒せなくても構わないと割り切るなら不採用でいい。

 ・中継地点を早出しするには?

 ガガカリーナは5コストなので3コストのマナブーストクリーチャーか、エンジェルコマンドのコスト軽減クリーチャーを採用する。しかしコスト軽減クリーチャーはドンドン吸い込むナウ、リュウセイホールが飛び交う環境に合っていない。そのため、前者で行く。

 ・結果

 シデンと同じ進化Vクリーチャーなのでそちらの構築と同じにし、トリガーを2枚減らしてフォートレスを入れた。

 ボルシャリオは外した。単に動きが合わない。フォートレスをサーチするために入れるのは理由として弱い。超次元呪文を持ってくる動きはボルシャリオから繋がる一方、その動きをするならボルフェウスヘヴンは要らないと感じた。

 このデッキの内訳

 切り札(4枚+2枚):ボルフェウスヘヴン、フォートレス

 ドロー(8枚):進化設計図、リケ

 初動ブースト(8枚):青銅、ウルコス

 Sトリガー(6枚):スクラッパー、トラップ

 それ以外(12枚):クラック、ガガカリーナ、エクス

 追記:「どうしてもボルフェウスヘヴンからフォートレスをぶっ放したい」のであれば、エクスを全抜きして、空いた枠をトリガーとフォートレスに割く。

 4×10の構築にすることで「このデッキは何をやりたいのか」が明確になる。

 ただ、ダイヤモンドクラックの進化元が減ったので、ナチュラルトラップの枠はマナ爆誕を持つパグのすけや攻撃誘導持ちの戦祭の化身に替えたほうがいいかも。

 デュエプレに実装されていないが、進化元が1体で済む《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》ならボルシャリオは自然と入る。実装されてほしい。

 ・このデッキ調整で分かったこと

 寄り道はしていい。進化設計図は強い。やりたいことを明確にするには4×10の構築がいい。

おわりに

 調整していくうちに分かったけど、自分はコンボデッキがあまり好きじゃないと感じた。A+Bの組み合わせでも、どちらか一方が引けてない試合が出てくるとちょっとイラっとする。ボルフェウスヘヴンはそんな感じ。

 シデンギャラクシーやドラグムーンはそういった組み合わせを考えなくていい。進化元を揃えて「いざ進化、殴る」で済む。実際こっちのほうが安定感があった。

 進化設計図の強さも良く分かった。進化クリーチャーを12枚入れても1枚も引けないことがあるけど、2ターン目にプレイして3,4枚引けると「これこれ、こういうの」と気分がアガる。

 マナ進化クリーチャーも強かった。バトルゾーンに進化元を用意しなくていいし、マナに置かれたクリーチャーが無駄にならない。終盤でも打点を増やせるので役割が多い。

 満足いくまで調整したつもりだが、流石に半月かかるとは思ってなかった。ただ、今回の調整で得られたものはあるので良しとする。