2020/03/01 追記
結論から言うと、結果を残しているデッキ、強いデッキの共通点は
①フィニッシャーを複数入れている
②ドローできるカードを入れている
③強いS・トリガーカード、および採用率の高い(つまり強い)カードを複数入れている
④そのカードが担当する役割や、どういう風にすすめていくかの方針がわかりやすい
⑤コスト3以下のカードが12枚は入っている
⑥除去できるカードを入れている
この6つです。ここで理解できた人はこれ以上見なくてもいいです。そうでない人も、もしかしたら見ないほうがよかった、時間の無駄だったとなるかもしれません。読み進める場合はそれを理解してからどうぞ(´・ω・`)
自分は企業型ゲーム攻略サイトやTwitterにある「最強デッキ」、「勝率の高いデッキ」を見ることはあるものの、真似しようとは思いません。ただ結果を残してるのは事実です。なので強いデッキの共通点を見つけ、自分が今後デッキを組む際の参考にしようと思い、今回記事にしたわけです(´・ω・`)
攻略サイトにあるものを持ってきました。よく見るカードがたくさんあります。特にアクア・サーファーはどのデッキにも入ってますね。それだけ強いってことの証でしょう。
ここからは一番上のデッキをA、二番目をB、三番目をC、一番下のデッキをDと記述します。では、これらのデッキの共通点を見ていきます。
1.勝負を決めるクリーチャーを複数入れている
フィニッシャーと呼ばれるものですが、それぞれのデッキのフィニッシャーをあげると
A…ボルメテウス、アルカディアス
B…ふたつ牙、二角の超人、ツインキャノン
C…ランサー、パラディン
D…アルカディアス、二角の超人
でしょうか。少なくとも4枚は入っています。
ここに上がっていないものは弱いのかといわれるとそんなことはなく、例えばベーシックデッキの中でもラディア・バーレやガイアマンティスは使えます。それらをフィニッシャーとしてデッキを組み上げてもいいわけです。
2.ドローできるカードを複数入れている
デッキごとにドローできるカードを上げると
A…エナジー・ライト、ピカリエ
B…ハルカス、ペコタン、(ミラージュマーメイド)
C…ハルカス、エナジー・ライト、ストリーミング・ビジョン
D…ハルカス、ピカリエ、ネオ・ブレイン
になります。大体8~12枚ほど入っているのがわかります。以前「プレイしてみて」の記事でドローできるカードは強いと書きましたが、やはりその考えに間違いはないようです。上記以外のデッキも見ましたが、現時点では水文明のカードが入らないデッキよりも入るデッキのほうが多かったです。
3.強いS・トリガーカードを複数入れている
先程どのデッキにもアクア・サーファーが入ってると書きましたが、それ以外にもホーリー・スパーク、ナチュラル・トラップ、デーモン・ハンド、バースト・ショットなど、度々見かけるS・トリガーが入っています。1や2もそうですが、その時点において基本的に採用率の高いカードは強いカードであるのは間違いないでしょう。S・トリガー以外にもハルカスやピカリエも多く見ます。つまり、それらも強いカードなのです。枠の関係で2、3枚しか入れてないカードもありますが、基本的に強いカードは4枚積んでおけば間違いなさそうです。
4.役割、方針がわかりやすい
この4つのデッキだとCが一番わかりやすいです。
ブロッカー担当…アクア・ガードとアングラー・クラスター
バウンス担当…スパイラル・スライダー、一角魚、パラディン、サーファー
ドロー担当…ハルカス、エナジーライト、ストリーミング・ビジョン
アタッカー、フィニッシャー担当…パラディン、ランサー、(ビークル)
つまり
①ブロッカーを置いて
②手札を補充しながら必要があればバウンスさせて
③ランサー、パラディンに進化して仕留める
というわけです。逆に言えば思ったほど勝てないなとなるときは、そのデッキにおける方針が曖昧だったり、役割が多すぎる、あるいはその役割を持つカードを入れすぎている可能性が高いといえそうです。例えばデッキを組むときに
「まずフィニッシャーを入れて…ドローできるカードを入れて…バウンスも強いから入れて…ブロッカーも欲しいな、あ、相手の手札を捨てさせるカードも入れよう…あとはアンタップキラーも…マナ加速も…シールドを増やすのも…除去カードも…」
と、あれもこれもと入れると、うまくいってるときとそうでないときの波が激しくなり、かえって勝てなくなるかもしれません。デュエプレには様々な効果を持つカードがあるので、それらを使ってみて「この効果は強いから入れよう」「この効果は強いけどなくてもいけるな、外そう」としていって選ぶものと捨てるものを決めるといいでしょう。
検索してたらいいサイトを見つけたので紹介します。ゲームは違いますが、参考にはなると思います。
5.コスト3以下のカードが少なくとも12枚は入っている
このことから、強いデッキを作った人の頭の中には「遅くても3ターン目には動けるデッキにしたい」というのがわかります。初手に来る手札が高コストばかりで展開が遅れることが多い場合は、高コストのカードを少し減らしてコスト3以下のカードを増やしてみるといいかもしれません。
6.除去できるカードが入っている
3とかぶる話になりますが、ここでいう除去とは
①デーモンハンド、ナチュラルトラップなどの単体除去
②クエイクゲート、ホーリースパーク、バーストショットなどの全体除去
③アクアサーファー、一角魚などのバウンス
を指します。どのデッキにも10枚ほど入っています。
ただしここに関してはある程度絞ったほうがいいと思います。①~③を詰め込んだデッキも作れますが、高コストのものが多いのでかえって初動が悪くなります。現時点でよく見るクリーチャーは何か、そのクリーチャーのパワーはどれくらいかを覚えておいて、それに合った除去カードを選びましょう。
最後に
同じレアリティでもよく見るものとそうでないものがありますよね。スーパーレアであれば、ボルメテウスやアルカディアスはよく見ますが、マーチング・スプライトやレジェンダリー・バイロンはあまり見かけません。
ただそれらもデッキの組みようによっては十分強いと思います。例えばレジェンダリー・バイロンは水文明のクリーチャーであればブロックされなくなるので、Cのデッキに組み込んでもいいでしょう。種族をリキッド・ピープルに限定させるならキング・ノーチラスもありでしょうし。
現時点で採用率の高いカード=強いカードであるのは間違いない一方で、注目を浴びていないが実は強いカードもあると思います。カードゲームには「環境」とよばれるものがあるようですが、もしかしたら今注目されていないものが再評価されて、今後環境入りするかもしれません。もしくは自分でそういうデッキを作って、環境入りさせようと目論むのもいいかもしれませんね(´・ω・`)